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基礎知識 リファレンス



  基礎知識
  1. VBScript について
    VBScriptの正式名称はMicrosoft Visual Basic Scripting Edition です。
    VBScriptを実行できる環境じは、Windows の Internet Explorer です。
    VBScript は初心者にも比較的簡単に理解できます。

  2. 計算方法
    例1 行数を除いて入力しtest1.vbsの名で保存し実行して下さい。
    01:keisan'keisanプロシジャーをコールする。
    02:Sub keisan()'keisanプロシジャー
    03: Dim x'変数x の使用を宣言
    04: x=1'変数x に1を代入した。
    05: x=x+1'xに1を加えた結果をxに代入、xは2になる。
    06: MsgBox(x)'変数xの中身を確かめる。
    07:End Sub'keisanプロシジャーの終わり
    test1.vbs実行結果 

    例2 文字列の結合
       半角の"で囲った文字を文字列といいます。
       行数を除いて入力しtest2.vbsの名で保存し実行して下さい。
    01:keisan'keisanプロシジャーをコールする。
    02:Sub keisan()'keisanプロシジャー
    03: Dim a, b'変数a および変数b の使用を宣言
    04: a="ノート"'変数a に文字列「ノート」を代入した。
    05: b="パソコン"'変数b に文字列「パソコン」を代入した。
    06: a=a & b'変数a と変数b を連結し変数a に代入した。
    07: MsgBox(a)'変数a の中身を確かめる。
    08:End Sub'keisanプロシジャーの終わり
    test2.vbs実行結果 
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リファレンス

'ステートメント 演算子

コメント
算術演算子
配列
  比較演算子
  フィルタ
文字列連結演算子
論理演算子
Abs 関数
And 演算子
Const ステートメント
Cos 関数
Dim ステートメント
Filter
Fliph
Hex 関数
If ・・ Then ステートメント
Int 関数
Invert
Mod 演算子
MsgBox 関数
Option Explicit ステートメント
Or 演算子
Randomize ステートメント
Rem ステートメント
Right 関数
Rnd 関数
Sin 関数
Sgn 関数
Sub ステートメント

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フィルタ : イメージ画像に作用して効果を加える

主なフィルタ 効 果
Fliph 左右反転させる
Flopv 上下反転させる
Invert 色を反転させる
使用例
IDname.Style.Filter="Fliph"
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演算子 : 算術、文字列結合、比較 および 論理演算子

算術演算子
説 明
+ (加算) 2つの数値の和を求める。
- (減産) 2つの数値の差を求める。
* (乗算) 2つの数値の積を求める。
^ (指数演算) 数値のべき乗を求める。
/ (除算) 2つの数値で除算を行う。
\ (整数除算) 2つの数値で除算を行い、結果を整数で返す。
Mod (剰余)
2つの数値で除算を行い、その剰余を求める。
例1 5 Mod 6 → 5
例2 6 Mod 6 → 0
例3 8 Mod 6 → 2
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文字列連結演算子
説 明
& (文字列転結) 値が文字列でない場合は文字列型に変換される。
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比較演算子
説 明
< (より小さい) 例 A < B
A が B より小さいとき成立(Trueを返す)
<= (以下) 例 A <= B
A が B より小さいか等しいとき成立(Trueを返す)
> (より大きい) 例 A > B
A が B より大きいとき成立(Trueを返す)
>= (以上) 例 A >= B
A が B より大きいか等しいとき成立(Trueを返す)
= (等しい) 例 A = B
A が B と等しいとき成立(Trueを返す)
<> (等しくない) 例 A <> B
A が B と等しくないとき成立(Trueを返す)
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論理演算子
説 明
And(論理積) 例 条件1 And 条件2
条件1と条件2の両方が成立するときのみ
And の結果が成立する(Trueを返す)
Or(論理和) 例 条件1 Or 条件2
条件1と条件2の一方または両方が成立すると
Or の結果が成立する(Trueを返す)
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配列 : 曜日を例に説明する

Dim week(7)配列weekに7ヶの変数を格納する宣言
week(0)="日曜日"week(0)に文字列「日曜日」を格納
week(1)="月曜日"week(1)に文字列「月曜日」を格納
week(2)="火曜日"week(2)に文字列「火曜日」を格納
week(3)="水曜日"week(3)に文字列「水曜日」を格納
week(4)="木曜日"week(4)に文字列「木曜日」を格納
week(5)="金曜日"week(5)に文字列「金曜日」を格納
week(6)="土曜日"week(6)に文字列「土曜日」を格納
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関数・ステートメント
Abs() 絶対値を求める関数
()内に数値または数式を入れる。

Dim x '変数xの使用を宣言 x=-2 'xに-2を代入 MsgBox Abs(x) '-2の絶対値2を返す 上のvbsファイルを実行した結果
Const 定数を宣言する。
定数はスクリプトの中で値を変更できない。
Cos() 三角関数 コサイン
()内に角度を入れる。単位:ラジアン
Dim 変数の宣言(配列参照)
例1 Dim hensuu
例2 Dim hairetsu1(5)  配列変数
例3 Dim hairetsu2(3,4) 二次元配列
Hex() 数値または数式を最大8桁の16進数に変換する。
If ・・・・ Then 条件分岐
例1
If 条件式1 Then
  条件1が成立したときの処理
End If

例2
If 条件式1 Then
  条件1が成立したときの処理
Else
  条件1が成立しないたときの処理
End If

例3
If 条件式1 Then
  条件1が成立したときの処理
ElseIf 条件2 Then
  条件1が成立せず条件2が成立したときの
  処理
ElseIf 条件3 Then
  条件1、条件2が成立せず条件3が成立し
  たときの処理
Else
  条件1、条件2、条件3が成立しないたと
  きの処理
End If
Int() 小数部分を切り捨て、整数部分を返す。
例1 Int( 2.3) → 2
例2 Int(-2.3) →-3 '0.7切り捨て
MsgBox
指定したテキストをメッセージボックスに表示
する。次の2例は最も簡単な使い方です。
例1MsgBox("OK?")'OK?と表示する
例2Dim mojiretu'変数宣言
mojiretu="今日は!"'代入
MsgBox(mojiretu)

 例2のvbsファイルを実行した結果
  
Option Explicit 未宣言の変数を使用できないようにする。
未宣言変数はエラーになり変数の入力ミスの
防止に有効 スクリプトの先頭に記述する。
Randomize Rnd関数の乱数ジェネレータを初期化する
省略すると同じ乱数系列が使用される。
Rem または ' Rem または 'の後にコメントを記述します。
コメントは制作者のメモです。
プログラムの働きには全く関係ありません。
Right(☆, △)
☆=文字列
△=取り出す文字数
文字列の右端から指定文字数を取り出す。
Rnd() 0以上、1未満の乱数を返す。
Sin() 三角関数 サイン
()内に角度を入れる。単位:ラジアン
Sgn()
正負を調べる関数
例1 Sgn(10)   →  1
例2 Sgn(0)    →  0
例3 Sgn(-2.3) → -1
Sub Sub プロシジャーの宣言
使用例
Sub procedurename()
<プロシジャーの内容>
End Sub
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